火曜日
1月が終わる。
ウクライナがロシアに侵攻されて、来月でもうじき1年になってしまう。
欧米各国は、ウクライナに戦車の供与を決めた。
アメリカは、ウクライナから求められていたF16の供与を断った。
戦車なら、攻め込んできたロシアを押し返す戦力になるが、戦闘機ではロシア国内(既存の)への攻撃力になるからだろう。
いわば、欧米は戦車は、防衛のための戦力と認識している。
ウクライナは、専守防衛の戦いをしていると云っていい。
現在の戦争では、専守防衛はこれほどまでに困難な消耗戦となると、ウクライナの対応が教えてくれている。
ウクライナはヨーロッパと地続きだから、周辺各国から物資の補給が陸路で受けられる為、1年間戦闘継続が出来たのだろう。
これが、日本ではどうだろう。
海上封鎖されたら、あらゆる物資の補給が出来なくなる。
国内に保有している武器・弾薬・エネルギー源は、あっという間に底をつき、防衛力は失われてしまう。
中・長距離ミサイルで攻撃されたら、迎撃可能な数は限られている。
一斉に打ち込まれたら、同時に迎撃できる数は二桁に届かないのではないか。
攻撃が始まってしまえば、『反撃能力』はどれだけ機能するのか。
100発ミサイルを撃ち込まれ80発迎撃しても、多大な被害を蒙る。
その反撃に中距離ミサイルを5・6発打ち返しても、相手に全て迎撃されてしまうだろう。
相手が迎撃不可能な武器を持たねば、有効な反撃能力にはならんだろう。
今の日本政府は、何処まで考えているのだろう。
手の内は明かせないから、国会でも何も云わないんだろうなぁ。
今日の日常