土曜日
曇り空で気温が低い。冬支度で出かけた。
佐原の観福寺へ。


山門をくぐり左手に「新四国八十八ヶ所」の石柱のある石段を登ると、丘を九十九折に小路があり石仏がある。
石仏には、「第1番」から順に「第八十八番」と、刻まれていた。
どうやら、八十八ヶ所の霊場巡りを模したものらしい。

この観福寺には伊能家の墓所があり、伊能忠敬氏の墓がある。
伊能氏の遺体が葬られているのは、上野の源空寺。
この墓には、遺髪と爪が埋められている。
観福寺には、牡丹の花が咲いていて、一眼レフを構えている方が一人。
曇り空の為、方向を見失いがちになる。
近くの丘や小路をブラブラして、香取小学校下にでた。
香取神社は、昨年1月に来ていたので、寄らずに東関道のICへ向かう。

IC手前に、妙なオブジェがあった。
このパイプは、どうやら日本列島を模しているらしい。

東関道を越えると、すぐ稲荷神社があった。
大勢人が集まっていた。
「ちばテレビカラオケ教室」って、ステージに掲げられている。
小見川の城山公園で、香取市ガイドマップ「香取まちしるべ」を入手。
城山公園から小見川大橋が良く見える。
成田線を阿玉川の踏切で渡り旭方面へ向かい、西音寺に着いて「森山城跡」の標示板を見つけた。
ぐるぐる回っていると、土塁の跡らしいところは見つけた。
残念ながら、本丸跡は見つけられなかった。
良文貝塚は、なんだかさっぱり判らなかった。でも、この小高い丘に縄文時代の昔は海が迫っていたとは、驚きだ。

旭市に入り、大原幽学の墓所に寄ってから、大原幽学遺跡を訪ねた。
建物は、江戸時代末期のもので、しっかりした造り。
県内にある古い家を幾つか見てきたが、比較的新しいからか、まだまだ通常使用に耐えそうだった。
15時半頃から、はらはらと雨が降ってきた。
そのせいもあって、あまりゆったりとせず、記念館には寄らずに先を急いだ。

旭駅へ1kmの袋溜池に、鯉のぼりが渡してあった。
雨に濡れる鯉のぼり。
見ている人は、殆どいない。
今日はゆとりある散歩だった。
スケジュールに余裕があったのと、靴の快適さによる。
足によくフィットしているが無駄に締め付けない。軽い、疲れない。
靴の軽さは、心を軽くする。
今日の日常