水曜日
PC遠隔操作事件で無罪を主張し保釈された被告が、実は真犯人であることが露見し保釈を取り消された。
被告人は、「私が真犯人です」と告白したという。
しかし、仮釈放中に監視が付かないとでも思っていたのか、大甘である。
「彼は、平気で嘘をつく人間だ。」と、解説されていた。
ならば、今度彼は「多重人格」(解離性同一性障害)かどうか、診断されるのではないだろうか。
土曜日の散歩を振り返る。その2

海の公園は、まるで真夏の海水浴シーズンのような賑わい。
迷子の案内をする放送がされていて、とても懐かしい思いがした。
なんでこんなに人出があるかと思ったら、海から上がってくる人の持つバケツには、貝が一杯。
潮干狩りでの賑わいだった。
海岸沿いに建てられた標示板によると、この綺麗な砂浜は、砂を運んで人工的に作ったものだそうな。
金沢シーサイドラインの高架の下を歩き、野島公園へ渡ると「伊藤博文金沢別邸」がある。
正面から見たところ、茅葺のこじんまりとした家だなと思ったら、奥行きは広く大きな邸宅だった。
伊藤博文別邸の裏口を出て、すこし進むと野島公園と海岸への道が分かれていた。
ちょっと小高い丘なので、野島公園への坂道を選んだ。

公園の頂上に展望台があり、そこからの眺めは結構なもの。
横浜教育委員会の歴史標示があり、ここが野島貝塚であると知る。
八景島シーパラダイスが、日産の追浜工場のテストコースが良く見える。
追浜のテストコースは、今はもう使われていない様にみえた。
日産の工場の横を歩き、浦郷町方面へトンネルをくぐる。

トンネルを越えたところに、まるで鉄道の橋桁のようなものが2本、連続して架っている。
海側は工場だが、山側は直ぐに住宅地。
一体何なのかさっぱり分からず。
道なりに進むと、なんどかトンネルを通過。歩道が申し訳程度についた、細いモノ。
途中、向から来た自転車は、ワシが通り抜けるのを入口で待っていてくれた。感謝!!

観音寺への道は、幅の狭い階段の道だった。地図では水平方向に150m程しかないが、傾斜が25〜30度近くあり、とてもきつい。
両側に住宅が立ち並び、途中で自転車を出して下ってくる人がいた。
登りもきついだろうが、下りは恐怖だろう。
登り切ったところに、観音寺があった。
ちょうど、本尊の開帳中で、「撮影禁止」と掲示。内部に鎮座してる御本尊は、眺めるだけにした。
狭い境内には、これまた可愛い寿老人。
急坂を下り、もとの道へ。
東芝ライテックの工場前で、R16(横須賀街道)に合流。
今度は大きなトンネルを越え、Y字路を細い海側へ進む。
殆ど車の通らない道で、この先は自衛隊の敷地で通り抜けられない不安に駆られた。
無事に抜けられ、ベイスターズの練習場前に出られた。
横須賀線の踏切を越えると、複雑な交差点を歩道橋で渡る。真っ直ぐ進むと、京急の安針塚駅。

安針塚への道は、とても急峻だった。
安針塚は、日本名三浦安針こと英国人ウイリアム・アダムスと妻ゆきのお墓。
遠い異国に漂着した境遇で、自らの技術力で徳川家康の信任を得て、幕府の外交顧問となりこの墓のある逸見の地に250石を得たという。
不屈の人だったんだなぁ。
<続く>
今日の日常