火曜日 土用の丑の日
土用の丑の日と云えばウナギを食べるが、もともと真夏に売り上げが激減する鰻屋の対策として、始めた宣伝だと云われている。
昔、冷房など無い時代、炭火で鰻を焼く店で数十分も待つのは、暑くて辛かっただろう。
当然、暑い夏の時期、客足は遠のく。
そもそも、天然ウナギの旬は秋。今時、ウナギは養殖のため、旬も何もないが。
長い夏のスタミナ食としても、たった1食食べたところでたいした効果もないだろう。
日本中で、今日鰻を食べようなどとは、笑止千万。もともと宣伝屋の小賢しい陰謀なのだ。
世界中で鰻が消滅しようしている現状を踏まえて、日本政府は鰻の輸入を禁止し、国内産のみに流通を限定すべきだ。スーパーなどで安売りするなど、もってのほか。
鰻は、国内では高価な希少種として、大金持ちが食べれば良い。当然入手は困難だから、経費が上乗せされ、現在の10倍位の値段になるだろう。うな重、2万円(税抜)とか。
その時は、100割くらいの税金を課して、支払い額は、20万円とか。
そうでもしなければ、ウナギの乱獲浪費は、止まるまい。
さて、日曜の散歩を振り返る、その3。
秋谷の海岸から佐島マリーナへ行く予定が、R134を歩いているうちに「佐島入口」の信号のある十字路に着いてしまった。

十字路を北へ折れ、まずは妙印寺方面へ向かう。
途中で、妙な建物が坂の上から見えてきた。殆ど窓らしいものが無く、細長い平屋のコンクリート造りの頑丈そうな建物。 自衛隊の長坂射撃場。
道沿いに進むと、左手に鶴岡八幡宮墓苑、右手に小高い山が見えてくる。地図の上で「扇山」と判るが、登って行くような道は見えない。神社の墓苑とはと、頭の中に「?」マークが駆け回る。
通り過ぎて、三浦サンサンラインの高架が見える頃、右手に小さく「大和田つつじの丘」の入口が見えたので進んで行く。
とてつもなく大きな、ツツジの山だった。
入口から坂道を登って、すぐに根津神社のツツジ山と同等の大きさの、立派なツツジの小山が見える。
が、これはほんの序の口で、その奥に10倍近くの大山が控えていた。
頂上に登ると、向かいの武山・三浦富士・相模湾の景色が素晴らしい。
だが、デカすぎて園内を段々を登ってぐるりと回るのは、健常者のワシでも相当しんどい。

ツツジの丘を辞して、三浦サンサンラインの高架の下を進み、東漸寺の前に。
この辺から武山への登山道があるはずと探すが見つからず、一旦県道に戻ると市民プラザの所に「登山道入り口この先500m」の案内を見つけた。
そこを登って行くが、それらしい登り口の標示が無く、いつしか武山は後方に見えている。
武山に登るのは諦め、進んでいくと前回の覚えのある場所が見えてきた。
関東総合通信局のパラボラを見ながら福井記念病院前を通り、三浦海岸沿いへ出て毘沙門方面へ向かうつもりが、何度も道を間違えてしまい三浦市立病院前に出てしまった。
毘沙門も城ケ島も諦めて油壺方面へ向かうが、小学校前の道を進んでいくと以前通った道の上を渡った。
下の道に出る道を探すが、見つからない。
仕方なくグルグル巡るが、結局油壺入口先の小学校の近くに戻って、ようやく油壺の湾に出ることが出来た。
この時の1時間近くのタイムロスで、油壺マリンパーク方面へ行くのを諦め、三崎口駅へ向かった。
三崎町諸磯は、道が殆ど袋小路で、何処へも通り抜けが出来ない。
油壺湾側は、私有地で占められている、閉鎖空間だった。
今度は、是が非でも毘沙門と城ケ島へ行こう。
この章終わり。
今日の日常