水曜日
ワシは、アマチュア無線の免許を持っている。
これは、35年位前に自動車競技のイベントで、連絡するために無線が必要だったから、半日勉強して試験を受けて取得した。
暫く使用していたが、レースやジムカーナの際の使用は、『業務上の使用』に該当する為、出来なくなった。
それ以来、無線局免許も、更新せず失効した。
筑波サーキットなどでは、登録の必要な業務用無線を使用している。これは、サーキット内なら十分に届く。
他のクラブでは、連絡用の無線機は『特定小電力』になってしまった。
免許の要らないあの無線機は、空中線出力が小さくて、筑波サーキットの場合サーキットホールからタワー下のパドックに届かない。
先日も免許不要の無線機で、富士スピードウェイのジムカーナ場で使用したが、見通し距離100mでしかないのに、電波が届かない場合があった。
アマチュア無線のハンディ機では、500mW出力で2km先まで余裕で届いた。
また、10W出力ならば、日本中の会話が可能だった。
先日事故を起こした知床遊覧船は、アマチュア無線機を業務用として使用していたと報じられた。
あの会社は、通信設備に関する、順法姿勢が欠如している。
あの社長は、運行管理者の責務や、運行管理規定についても、殆ど無知であったのでは。
今日の日常