2006年03月27日

PSEマーク

中古家電の安全確保に関する法律の施行は、実質的には先延ばしになったらしい。
5年前に法律が作られ、本来この4月から製品にPSEマークの無い家電製品(古いもの)は、販売や販売目的の陳列を禁止すというものだった。
しかしながら、経済産業省の国民に対する周知徹底への努力が決定的に不足していたために、この2月頃から中古家電のリサイクル業者や音楽関係者から、猛烈な反対の声が上がった。

そもそも、販売を禁止しただけで、継続使用を禁止した法律ではないため、安全の観点からは抜け穴だらけ。
国民に対する広報活動もろくに行われず、いつこんな法律が成立したのか知る者も少なく、5年間の経過措置が終了する3ヶ月前に経済産業省のHPで公開されていた。

おかしな点が、多々ある。
・個人の所有、商取引以外は規制されない。
・海外からの持込は、規制対象外。
これで、安全が確保できるというのは、おかしい。
事実、製造後10年以上経った製品が原因の事故も起きている。

・環境対策の3Rのうち、リユースを認めない。
 もともと中古市場について、想定されていなかったとしか思えない。

あまりの反対の声に、6ヶ月間の経過措置を認めた。
つい数週間前は、『意見は聞くが、何も変えない』といスタンスだった。
少しは、良い方向なので、まあよいか。

車でも、古い車は税金が高くなっている。
生産後14年以上の車は、自動車税が割高になっている。これは環境対策に基づくもので、古い車は排ガスや省エネ性能について劣っているという理由で、環境負荷が高いので税負担を重くし、買い替えを促進しようという趣旨。
しかし、古い物をを大事に使い続ける、物を大事にす
るココロとは反対のものだ。
車は普通に使っていれば、20年もすればたいてい使えなくなるから良いが、家電製品は普通10年程度は使える。
それなのに、法律施行までの5年間は、あまりにも短い。
もっと、物を大切にするココロ、勿体ないという精神を大事にして行かなければならない。

資源の乏しい日本で、こんなことでいいのだろうか・

posted by 野内 悟 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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