2023年02月20日

兄弟の進路

月曜日
 WoWOWのドラマ『あきらとアキラ』を見ていて、兄弟のことを思う。
 あのドラマの東海汽船の創始者の社長一家の2代目、3代目の兄弟のことを見ると、自分の兄弟のことと思い比べてしまう。

 普通長男は、跡取りとして育てられる。
 だが、我が家の親父は、違った。
 子供の頃の私ら3兄弟の性格を見て、跡取りは次男に決めた。

 親父の選択は、賢明だった。

 兄弟3人は、向かう分野が全く異なり、互いにコンプレックスを持つことなく生きることが出来た。
 おかげで、ワシは好き勝手に学校を選び職業を選ぶことが出来た。
 長男は、文系の大学に進学し、紆余曲折の末高校教師になった。
 
 家の事業を継いだ次男は、何かと不満はあったと思う。
 兄の次男は、もともと器用で、見事にこなしていた。
 畳屋という業態は、昭和55年頃から住宅の形態が大きく変容し、畳を必要とする和室が住宅にはせいぜい1室になって、需要が激減。
 そのため、畳屋は同じ住宅の装備のカーペットやカーテンなどの室内装飾を手掛けるようになった。
 次男も同じように、畳屋から室内装飾に事業を変えた。もちろん、基幹は畳屋。
 ワシも会社の夏休みなどでは、カーペットやクッションフロアの施工を手伝った。そこで分かったのは、施工技術は道具に関わること。いい道具を選ぶことが、いい仕事につながる。
 
 バブルが崩壊して、住宅需要が落ち込み、実家の畳屋も一時危なった。
 その時、次男は叔父と長男に、資金援助を求めた。
 まだ結婚して間もなく、不動産資産も無いワシには、援助を求めなかった。
 弟のワシには、頼れないというプライドもあったのだろう。
 その後、次男はディトレーディングで収入を補完して、実家の事業継続を維持して来た。
 ところが、リーマンショックで株式取引の損失が大きくなり、事業が立ち行かなくなった。
 2度目の危機にはさすがに親戚中で誰も助けてくれず、次男は自己破産をした。
 この時も、ワシには一斉の相談も無かった。

 工学系の親父は、同じ工学系を先行したワシを、自由に扱ってくれた。 
 ワシは、結婚の前に、レースを始めて『道楽息子』を決め込んだ。
 もともと、高専時代にオーディオに乗り込み、一時期音楽関連の職に就こうかと思っていた。
 
 就職後も、会社の中でも同じように管理職の道を断り、自分の我儘をつらぬいて来た。
 

【 昨夜から朝 】
 20時頃から、NHK BS−1を見る。
 20時半頃、酔いつぶれて眠り込む。22時半頃目が覚め、TBS『Get Ready』を見る。
 23時頃から、PARAVIで『あきらとアキラ』第5話から見る。
 2時頃就寝。
 4時50分頃起床。睡眠時間、推定4時間。
 朝食後、コーヒーを淹れて飲む。
 寝過ごしてしまったので、6時05分発の北総線で出社。
 電車内では、先週購入した新書を読み耽る。
 流山おおたかの森駅で下車し、7時45分頃勤務先到着。
 歩いた道のり、約6km。所要時間、約1時間03分21秒。


【 昼 】
 11時50分頃から昼食。
 漫画家、松本零士氏が亡くなったと、報じられた。


【 夜 】
 18時頃退勤。19時05分頃、白井駅到着。
 ジム&スタジオ ルネ白井へ。
トレーニングメニュー
心肺系
内容・利用マシン 時間 消費Cal
ストレッチ約5分間
ジョギング(トレッドミル)45分7.24km
ストレッチ約30分間

体重の変化
開始時 終了時 減少量
61.5kg60.8kg0.7kg


 時間的に余裕が無く、45分しか走れなかった。

 
posted by 野内 悟 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック